【イベント報告】GUGEN2016コンテスト展示会・授賞式

2016年12月17日(土)、「GUGENコンテスト」の展示会・授賞式が開催された。
「GUGENコンテスト」は「ユーザーの課題を解決する“未来のふつう”となるアイデア・製品」をテーマに作品を募集。会場には一次審査を通過した50を超える様々な技術の結晶が集結した。
そんな中から、大賞・優秀賞に輝いた3作品と、KoKa的注目の3作品を紹介しちゃうゾ!

まずは大賞!
bioSync: 身体接続技術に基づく新しいインタラクション
bioSyn 身体接続技術に基づく新しいインタラクション
大賞を受賞した「bioSync」は、他の人の身体的・感覚的特性の理解を助けるデバイス。
イヤホンジャックを使って相手のbioSyncと接続すると、生体信号の計測と筋電気刺激によって、自分が手を握ると相手も手を握る、といったように自分の筋肉の動きを相手の筋肉で同じように再現することができるんだ。
これがどんな時に役に立つかというと、リハビリやスポーツトレーニングなどの場面。運動する時に、体の中でどのようなことが起こっているのかを言葉で伝えるのは難しい。bioSyncを使うことで指導者が正しい動きを感覚的に伝えることができるようになる。それによって、相手とよりスムーズにやりとりすることができるようになると考えられるんだ。特にこの身体接続技術がとても有用になるリハビリテーションの分野では、現在大学病院と共同で研究を進めているんだって。
他にも、パーキンソン病で見られるような神経の疾患(手の震え)をプロダクトデザイナーの身体に転送して再現することで、患者さんが使う日用品をもっと使いやすくする取り組みも実施しているらしい。
これからの進化に期待!な作品だね。

次は優秀賞!優秀賞には2作品が選ばれたゾ。
1つめはこちら、「スワイプエプロン / SWIPE APRON」。
スワイプエプロン / SWIPE APRON
この「スワイプエプロン」はアプリと連動してスマートフォンの画面をスワイプできるエプロン。
スマートフォンやタブレット端末でレシピを見ながら料理をつくる人にオススメの作品だ。料理の途中で端末を操作しようとすると、画面が汚れてしまうから、いちいち手を洗わないといけないけど、このエプロンを使うと毎回手を洗う必要がなくなるんだって。エプロンのセンサーとスマホを無線で接続することで、エプロンの上で手を動かせばスマホやタブレットを操作できるというわけ。かゆいところに手が届く、便利な作品だね。

そしてもう1つの優秀賞はこれ!「OTON GLASS」。
OTON GLASS
「OTON GLASS」は文字を読むことが難しい、ディスレクシア(読字障がいを持つ人)や、メガネをかけても視力の上がらない弱視の人を対象とした、「読む」をサポートするスマートグラス。
眼鏡とカメラを一体化したデバイスで、普通の眼鏡と変わらない装着感。使う人は視線と同じ位置にあるカメラで読みたい文字を撮影する。そうすると、撮影した画像の文章を文字認識で読み上げた音声が聞こえるため、内容を理解することができるというしくみ。
現在、実用化に向けて開発が進んでいるそう。これも実際に使えるようになったら、たくさんの人が助かる作品だね。


この他にも、実用的でおもしろい作品がたくさん!
全部紹介していきたいところだけど、KoKa的オススメの作品を3つ紹介するゾ。

まず1つめはこちら、「A Mazeing!!」。
A Mazeing!!
秋月電子通商賞も受賞した作品だよ。
A Mazeing!!は、「アナログ的な遊びの魅力をデジタルによって高めること」をコンセプトに作成された、Arduinoを使った迷路。
ビー玉を転がして遊ぶ迷路とよく似ているけど、迷路の形が変わったり、玉がワープしたりする不思議な迷路になっている。扉や迷路の壁を移動させるスイッチを作動させてゴールを目指そう!

2つめはこれ!「PAINTAR
PAINTAR
これは専用アプリを用いて、スマートフォンからレンガの模様に向かってインクを投げるとARの世界と連動して実際の『PAINTAR』本体にも色が付くというもの。
AR(拡張現実)は、「ポケモンGO」のように現実をベースにデジタル情報を追加して現実にはないものをあるかのように見せるもの。
この「PAINTAR」は、ARの中でインクを当てた位置のレンガの色が、現実の世界でもLED電球によって変わってしまうんだ。
ARがリアルに!?というとても新しい発送の体験型作品だね。

そして最後、3つめはこちら。「コロガエル
コロガエル
大賞・優秀賞候補にもノミネートされた作品だ。
これはコロガるカエルの楽器。どういうことかというと、転がしていくことで音階が変わるカエル型の楽器なんだ。
机の上に置くと音がなって、カエルを前に転がすと音階が上がり、後ろに転がすと音階が下がるようになっている。音階を飛ばしたい時は空中でカエルを回転させれば、一気に好きな音まで飛ぶ事が出来る。
転がすだけ、投げるだけだから演奏も簡単。何人かで演奏するのも楽しそう!


他にもたくさんの作品が応募されていたよ。
応募作品は全てGUGENのHPから確認できるから、こんなモノがあったらいいな、おもしろそうだな、というキミ好みの作品を探してみよう。
GUGENのテーマは「ユーザーの課題を解決する“未来のふつう”となるアイデア・製品」だから、今回受賞した作品や応募された作品の中に、近い将来、「ふつう」に使われる作品もあるかもしれない。そう考えるととてもワクワクするよね。
GUGENは今年(2017年)も開催される予定だから、ぜひ会場に行ってみよう!


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